弊社はリアリティを追求した印刷(アナログ)出力に特化し、光学レンズの特性を活かしたデジタル高精細画像の再現を研究、未来に文化を継承するコンテンツの「画像劣化しない可逆圧縮・高品質量子復元技術(FantaPix)」の開発に成功しました。(特許第3530844)
FantaPixを代表する技術は次の2つです。
@ピコピクセル化技術(高品質量子復元技術)
A画像劣化しない可逆圧縮技術
@ピコピクセル化技術
今までのデジタル画像はモザイク画に類似しており、レンズ特性を活かしたアナログ写真を引き伸ばすマイルドさとは掛け離れたものでした。このモザイクを小さく砕き、スムーズなデジタル画像を実現したのが「FantaPix」です。
デジタル画像の根源であるモザイクを自由に操ることは、これまで実現不可能でした。私たちはモザイクを自由に操り、美しい自然光を再現するため、これまでにはない新しい着眼点による「ピコピクセル化技術」を開発。脅威の画像処理を実現しました。
「ピコピクセル化技術」とは、モザイク破壊技術です。
A画像劣化しない可逆圧縮技術
デジタル画像データの圧縮技術には、画像を劣化させないで元の美しい画像(データ)に復元できる「可逆圧縮(Lossless Compression)」と復元できない「非可逆圧縮(Lossy Compression)」(JPEG等)とがあり、高圧縮(量的処理)を目的とした「非可逆圧縮」が圧倒的にシェアを占めているのが現状です。しかし、デジタルカメラの高画素化や新たなブロードバンドサービスによってデジタル画像処理には「質」(高品質画像)が求められるようになり、大きな技術の転換期を迎えようとしています。
画像処理の「質」にこだわってきた弊社は、アナログ出力に特化し、光学レンズの特性を活かしたデジタル高精細画像の再現を追い求めて「画像劣化しない可逆圧縮(ロスレス)」技術の開発に成功しました。
「FantaPix」は、独自の「ピコピクセル化技術」により画像を現像化する際に、「復元時の近似線技術を使った量子化の補正」とアルゴリズムの「エンジンサイズのコンパクト化技術」が、高精細画質、大画面、高品質画像処理アプリ及び次世代フォーマットに対しての優位性を生み出しています。
低周波サブピクセルには、微小な再量子化誤差が含まれています。この再量子化誤差を軽減するために可逆方式で復元される隣接ブロック間のメインピクセル同士を滑らかに接合する推測輝度曲線上に、量子化誤差範囲内での補正を行います。
これによりブロックノイズ等の非可逆方式圧縮で顕存化する弊害を軽減し、視覚的劣化のない復元画像を生成します。
リアリティを追求した印刷(アナログ)出力に特化し、光学レンズの特性を活かしたデジタル高精細画像の再現を研究、未来に文化を継承する画像コンテンツの「可逆(ロスレス)圧縮」技術(アルゴリズム)の開発に成功しました。京都の文化とデジタル技術の中庸が日本独特の「こだわり文化」を目指し、微力でありますがハイコンセプト世代のリードランナーとして世界に発信で来るよう全力で邁進致します。
利用・活用分野として、先端をになう情報化商品の差別化としてマルチファンクションプリンターのソフトレンズ、ファックス通信の画像拡大アプリをはじめとし、デジタルカメラのRAWデータの記録・現像の高速化及び光学レンズの性能を強力にサポート。映画フィルムのアーカイブ・携帯モバイル・コンテンツ制作・セキュリティ・医療など期待される分野は広い。
※:経済産業省 産業クラスタ計画 関西フロントランナー大賞紹介文より引用