市町村に残っている歴史的価値の高いポジやネガフィルムは、劣化していく前にスキャナーなどで取り込み保存する必要があります。しかし、既存のシステムでは一枚あたりのアーカイブの値段が大変高価なことやストレージ容量の問題などで、なかなか作業が進んでいないのが現状です。
そこでFantaPixのスキャナー機能を使い、FantaPix、スキャナー、PCのセットでシステムを構築することで、既存のシステムより一枚あたりのアーカイブコストを下げることが可能になります。さらに、スキャンしたデータを可逆圧縮(tiffデータで約1/3)すれば、保存時は小さく、必要な時は元に戻して使え、ストレージ容量の問題も改善できます。
また、引き伸ばし(Enlarger)技術を使えば画質の劣化、ブロックノイズ、偽色のない拡大縮小ができ、マスター画像としての使用、またはポスターなどの二次使用にも活用することができます。
近い将来、自動車の運転時にコンピュータが人の目の代わりとなる時代がやってきます。FantaPixの引き伸ばし(Enlarger)技術を使えば数百メートル先の標識を認識して運転手に注意を促したり、静止画の連続による(60フレーム/秒)圧倒的な画質の良さ、情報量の多さ、信頼度の高さで、マシンビジョンの世界においてもFantaPixの技術はなくてはならない存在になっていきます。
FantaPixは、制御分野におけるビジュアルフィードバックにJPEG2000などで想像される画像処理では不可能とされていた処理速度を実現します。綿密なモフォロジ処理や解析対象全体の制度をあげる効果を、制御に欠かせない高速処理と共に提供します。
デジタル画像の形式に記録されたアナログ波形の可視化が可能なら、そのすべてにFantaPixが適用可能です。
また、デジタルアクトが持つ世界特許ゆえ、そのアルゴリズム全般にわたりサブマリン特許の懸念が解決されていることもビジュアルフィードバックの画像処理要素技術として長く安心してご採用いただけます。
デジタルアクトでは、衛星画像のリモートセンシングなどで活用されている可視、不可視の光や様々な手法により獲得された物体の映像情報を再サンプリングする技術としてEye Cat-ching,Tec、可視、不可視光線、波形までも画像処理の対象として、リモートセンシング、ビジュアルフィードバックさせるコンセプトをSeeing Eye Dic,TECと呼びシステムコラボレーションによる実現を目指しています。
ハリウッドの倉庫に大量に保管されている映画のフィルム。しかし、フィルムをアーカイブするにはMPEGは決して適しているとはいえません。 現在、代わりになるものの研究が進められているなか、フィルムのオーサリングソフトとしてFantaPixのテストが行われています。